大津市民病院 医師の大量退職でどうなるの?
地方独立行政法人・市立大津市民病院の医師が今月から順次退職するというニュースがあります。
京都大学から派遣されている外科・消化器外科・乳腺外科の医師9人が、理事長からのパワハラなどを理由に退職の意向を示し、その後も、京都大学から派遣されている脳神経外科と泌尿器科の医師10人が順次退職の意向を示しています。
新たな医師の確保については、消化器外科は、大阪医科薬科大学から常勤医師4人の派遣を受けることになったそうです。
京都大学からの医師の派遣はなくなるそうで、医師不足が問題になっています。
市立大津市民病院の北脇城前理事長も2022年3月31日付で辞任、若林直樹院長兼副理事長が4月中に辞任することも発表されています。
パワハラ問題については、病院が設置した第三者委員会は2022年3月28日、「パワハラにあたる言動は認められない」とする調査報告書を発表しました。
若林直樹院長兼副理事長、中嶋敏宏副院長は、京都府立医科大学医学部卒業、七里奏正副院長は、京都大学医学部卒業なんですね。
市立大津市民病院のHPには、医師不足や診療については何も記載されていません。
設備も充実していて、高度医療が受けられる病院。
どうなっていくのでしょうか?
治療中の方は、不安を訴えておられますね。
大津市民病院の外科と言えば、ヘルニアの手術で有名ですね。
退職される医師のなかに、ヘルニアの手術の名医が含まれていないといいですね。
どこかの病院で手術等で救急の受け入れがストップすると、滋賀県内の病院が大変になると聞いたことがあります。
早く問題が解決するといいですね。
地方独立行政法人・市立大津市民病院
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診療受付時間 8:30~11:30(診療時間 8:45~17:15)